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「神世界」詐欺トップ、控訴 SI運営総合本部事務局さくらの詐欺情報

2012.04.15 Sun

19:03:40

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有限会社「神世界」(山梨県甲斐市)グループの霊感商法事件で、グループトップの斉藤亨被告(54)が1日、実刑判決を受けた。公判で自ら詐欺を認め、解散を宣言していたが、懲役5年の判決に即日控訴。被害者からは「反省しておらず、また活動を始めるのでは」と危惧する声が上がった。


 黒いスーツ姿で横浜地裁に現れた斉藤被告は、朝山芳史裁判長が判決を言い渡すと、裁判長に向かって一礼し、水色のハンカチで目頭を押さえた。取材に対し、被告の弁護側は控訴したことを明らかにしたが、その理由などの詳細は語らなかった。


 判決後、神世界の客として詐欺にあったという6人が被害対策弁護団とともに記者会見に出席。ある女性(40)は「控訴したのは反省していないということ。悔しい」と発言。別の女性(53)は「解散しても形態を変えてまた始めるのでは」と警戒感をにじませた。


 公判中、斉藤被告は神世界グループの全社と、前身で父が代表の宗教団体「観音会」の解散を宣言していた。法人登記をみても、神世界は3月2日、前後して関連会社も解散している。


 その実態を確かめるため、記者は4月26日、JR甲府駅から車で20分の神世界本部に向かった。出入り口にはチェーンが張られ、インターホンの応答もない。本部から車で15分の関連会社のドアにも「解散のため閉鎖しました」という張り紙があった。


 本部から1キロほどの「観音会」本部も看板が取り外されていた。


 隣の雑貨店にいた斉藤被告の母(82)によると、観音会の解散は「息子のしたことの責任をとる」と父が決断した。保釈中の被告は母に会った際、罪を悔いながら「引退する」と語った。大腸がんで都内の病院に入院していた父親の枕元にも現れ、「親不孝してごめん」と泣きながら話しかけた。数日後の4月24日に父親が87歳で亡くなったという。


 判決前日、記者は斉藤被告が住む東京都世田谷区の賃貸マンションも訪ねた。心境を尋ねると、斉藤被告はこう答えた。「精神的、経済的に苦痛を与えてしまった方々に申し訳ない」


 一方で、不動産登記をみると、神世界本部の土地や建物は斉藤被告が所有したまま。弁護団によると、神世界が被害者に賠償したのは約6億円。支払い予定を入れても約8億円で、神世界が07年までの7年間に稼いだ売り上げ計約180億円の数%にとどまる。


 弁護団は「登記上は解散しているが、官報に記載して正式な解散手続きをとっていない。手元には数十億円の資産があるはずだ。組織が復活する危険性は十分ある」と話す。


■霊感商法 より巧妙に


 宗教団体の霊感商法をめぐっては、1990年代、法の華三法行や明覚寺などの最高幹部らが相次いで詐欺罪の有罪判決を受けた。その後の2000年に生まれた神世界は、一層巧妙な手口で人々を誘い込んだ。


 「悩みを聞く」と声をかけ、「宗教なのか」と聞かれると「会社です」と言って安心させた。高級マンションのサロンに招き、「運命が好転する」と数千円のヒーリング(手かざし)を薦めた。その後は従来の霊感商法と同様に金銭や健康の不安をあおり、祈願や除霊名目で法外な金を請求した。


 だが、そのトップが詐欺を認めて解散を宣言し、被害者との和解を進めたことは、最高幹部が詐欺罪を否認し続けた従来の宗教団体との決定的な違いだ。


 真実かどうかは今後を見る必要があるが、公開の法廷でのトップの証言は、「1万人を超える客」(弁護団)のうち、いまだ被害に気づいていない人が被害を認識するきっかけになるだけでなく、新たな霊感商法の被害を防ぐための大きな警鐘にもなるはずだ。

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